こちらの2020年編もぜひご覧ください。→都心からの距離別 終電ランキング ①10km編 - TER鉄道交通研究所 (hatenablog.com)
2021年春のダイヤ改正により、鉄道各社で終電が繰り上げられたのでランキングを作り直しました。ルールは以下の通りです。
・都心側の発駅は山手線と接続する最後の駅とした。
・郊外側の着駅は、発駅から10km以上離れた駅とした。場合によっては各駅停車に乗り継ぐなどして、なるべく都心よりの駅を選んだが、速達列車を終電としている路線があったため停車駅の兼ね合いで郊外よりの駅になることもあった。
・対象路線は山手線各駅から放射状に延びる鉄道のうち、都心駅から10km以上の距離を持つものとした。一部路線(東武伊勢崎線など)は直通先を含む。支線は含まない。
・終電の遅い別路線で代替できる路線は省略した。(湘南新宿ラインなど)
・2021年3月29日時点での平日ダイヤを参考にした。
・緩急接続などの関係で乗り換えが発生する場合は、表中では矢印で表した。
1位は京浜東北線(北行)でした。「山手線と接続する最後の駅」としている関係上、出発駅が田端とやや郊外寄りになってしまったことが要因でしょうか。ただ、東京駅を基準にしても0:22発なので、決して早くはないと思います。前回は0:39発で12位だったので、他路線の終電が早まった結果繰り上げ幅の小さい京浜東北線が1位になったといえます。ちなみに南行は33分繰り上げ、9位→23位と対照的です。
2位は前回と変わらず常磐線、3位は前回1位だった中央線です。全体的に、終電の早い路線は早いまま、遅い路線は遅いままという結果になっています。
今までは終電が特急のため、京急川崎よりも手前の六郷土手や雑色の方が終電が早かった京急ですが、最終特急の運行を取りやめることで逆転現象が解消されました。京急川崎への最終は0:23→0:06となりましたが、六郷土手や雑色への最終が品川0:06発であることは変わりません。
20km以上についても順次ブログにアップします。
