宮城県内にある全ての駅について2本で行ける最遠の駅を調べてみました。
「2本で行ける最遠の駅」の定義は以下の通りとします。
- 乗り換え1回(列車2本)以内でたどり着ける駅の中で、到着に必要な乗車距離が最も長い駅
- 利用する交通機関は鉄道の定期列車のみとする。大船渡線・気仙沼線のBRTはバスとして扱い、利用する交通機関に含めない。快速湯けむり号は臨時列車のため、利用する交通機関に含めない。
- 乗り換え時間や列車本数は問わない。
- 同名駅でなくても、乗換検索アプリ等で乗換駅と判定されている場合は乗換駅とみなす。
- 出発地点の駅の近隣に徒歩乗換可能な別名駅があっても、その別名駅を出発地点にはしない。
- 2024年3月改正後のダイヤを参考にする。
調査結果は以下のようになりました。
(赤→新函館北斗 水→博多 青→新庄 橙→品川 緑→東京)
1.新函館北斗駅 139/153駅 90.8%
宮城県内のほとんどの駅について、2本で行ける最遠の駅は新函館北斗駅です。仙台駅や古川駅から1本で行ける最も遠い駅になります。宮城県の鉄道網が仙台駅中心になっていることが分かります。
2.博多駅 6/153駅 3.9%
東京駅に直行できる駅が該当します。新幹線停車駅は白石蔵王・仙台・古川・くりこま高原の4つ、残り2つは?と言いますと、特急ひたち号停車駅の岩沼・亘理です。
3.新庄駅 5/153駅 3.3%
気仙沼線の各駅が該当します。宮城県で新幹線停車駅に1本で行けないのは柳津・御岳堂・陸前豊里・のの岳・和渕の5駅だけなんですね。
4.品川駅 2/153駅 1.3%
宮城県北部にある東北本線の有壁駅・石越駅が該当します。このあたりになってくると新函館北斗より品川の方が遠いんですね。仙台で東北本線の普通列車から特急ひたち号に乗り換えです。
5.東京駅 1/153駅 0.7%
気仙沼駅が該当します。ここは1本で出られる新幹線停車駅が一ノ関駅のみで、一ノ関以北は新函館北斗より東京の方が遠いためこうなりました。大船渡線って気仙沼駅だけ宮城県であとは岩手県なんですね。