TER鉄道交通研究所

鉄道を中心に交通機関に関する様々な考察をしていきます。YouTubeでは駅名記憶向上委員会の関連動画をupしています。ぜひご覧くださいhttps://www.youtube.com/channel/UCfRh5GcpH0V1fUf2paQPu1g。

大阪中心部からの距離別 終電ランキング ④40km編

大阪市中心部のターミナル駅から放射状に延びる各線の最終電車の時間を、都心駅~郊外駅の距離別にランキング化してみました。今回は40km編です。ルールは以下の通りです。
・都心側の発駅は御堂筋線(梅田~天王寺)と接続するターミナル駅とした。近鉄大阪線は直接接続しないが、主要路線なので例外的に対象に加える。大阪難波を発駅として奈良線から乗り換えることにした。
御堂筋線と複数の接続駅を持つ路線(JR京都線南海線など)は、一番乗降客数の多い接続駅を発駅とした。
・郊外側の着駅は、発駅から40km以上離れた駅とした。なるべく都心よりの駅をを選んだが、速達列車を終電としている路線があったため停車駅の兼ね合いで郊外よりの駅になることもあった。
・対象路線は各ターミナル駅から放射状に延びる鉄道のうち、都心駅から40km以上の距離を持つものとした。一部路線(JR東西線学研都市線など)は直通先を含む。支線は含まない。
・2021年8月23日時点での平日ダイヤを参考にした。

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1位はJR神戸線でした。少し前まで日本一遅い終電として有名でしたが、今でもやはり終電が遅いようです。尼崎まで同じ列車を使うJR宝塚線も同率1位となりました。同じ神戸方面の路線でも阪神電車神戸高速線に入ると一気に終電が早まり、元町までの終電が大阪梅田0:00発なのに対して西元町~山陽須磨の各駅へは23:20発となります。

この辺りの距離になってくると早い路線と遅い路線の差が大きくなってきますね。近距離でさえ終電の早い学研都市線松井山手を境に40分、さらに京田辺を境に20分早まるので40kmを超える下狛へは22:46発が最終となります。