島根県内にある全ての駅について2本で行ける最遠の駅を調べてみました。
「2本で行ける最遠の駅」の定義は以下の通りとします。
- 乗り換え1回(列車2本)以内でたどり着ける駅の中で、到着に必要な乗車距離が最も長い駅
- 利用する交通機関は鉄道の定期列車のみとする。
- 乗り換え時間や列車本数は問わない。
- 同名駅でなくても、乗換検索アプリ等で乗換駅と判定されている場合は乗換駅とみなす。(例:電鉄出雲市-出雲市)
- 出発地点の駅の近隣に徒歩乗換可能な別名駅があっても、その別名駅を出発地点にはしない。
- 2024年3月改正後のダイヤを参考にする。
調査結果は以下のようになりました。
1.東京駅 80/93駅 86.0%
2本で行ける最遠の駅として最も多かったのが東京駅です。出雲市駅や宍道駅などからサンライズ出雲で1本で行けます。山陰本線の大半の駅、山口線・木次線・一畑電車の各駅が該当します。
2.品川駅 7/93駅 7.5%
出雲市より西の特急スーパーおき停車駅が該当します。これらの駅から乗換1回で遠くに行く方法としては、出雲市からサンライズ出雲で東京方面、新山口から新幹線で東京方面または鹿児島方面となります。新山口からだと鹿児島中央より東京の方が遠いですが、東京駅へはサンライズ経由の近道が成立します。品川駅へ2本で行くには新山口経由で行くしかないため、「乗り換え1回(列車2本)以内でたどり着ける駅の中で、到着に必要な乗車距離が最も長い駅」は品川駅になります。ちなみに出雲市より東では特急やくもで岡山乗換という選択肢が登場し、品川へも岡山経由で行けるため、2本で行ける最遠の駅は東京駅または新函館北斗駅となります。
3.新函館北斗駅 4/93駅 4.3%
東京駅に直通する、サンライズ出雲の停車駅が該当します。