都心からの距離別 終電ランキング ②20km編

山手線各駅から放射状に延びる各線の最終電車の時間を、都心駅～郊外駅の距離別にランキング化してみました。今回は20km編です。ルールは以下の通りです。
・都心側の発駅は山手線と接続する最後の駅とした。
・郊外側の着駅は、発駅から20km以上離れた駅とした。場合によっては各停に乗り継ぐなどして、なるべく都心よりの駅を選んだが、速達列車を終電としている路線があったため停車駅の兼ね合いで郊外よりの駅になることもあった。
・対象路線は山手線各駅から放射状に延びる鉄道のうち、都心駅から20km以上の距離を持つものとした。一部路線(東武伊勢崎線など)は直通先を含む。支線は含まない。
・終電の遅い別路線で代替できる路線は省略した。(湘南新宿ラインなど)
・一部区間のみ他路線で代替できる場合は代替可能な区間を除いて集計した。（JR東海道線の横浜以南など）
・2020年5月22日時点での平日ダイヤを参考にした。

・緩急接続などの関係で乗り換えが発生する場合は、表中では矢印で表した。

 1位は西武新宿線となりました。比較的不便といわれる路線ですが、終電が遅いのは便利ではないでしょうか。2位は総武線。快速線は東京0:01発(千葉行)と終電が早いのですが、緩行線はかなり遅くまで動いています。津田沼への最終が0:00に出る京成(20位)とは対照的ですね。（東京～錦糸町は快速線の単独区間ですが、10kmに満たないため今回は集計の対象外としています。）10km編で1位となった中央線は、20km編では6位に転落しています。新宿を最後に出る三鷹行の前に武蔵小金井行最終があるのですが、新宿～武蔵小金井がわずかに20kmに足りないためこのような結果となりました。最下位はJR相鉄直通線。武蔵小杉以北は横須賀線で、西谷以西は東海道線+相鉄線などで代替できるため20km編のみに登場します。東急直通開始までの辛抱ですが、他路線や貨物列車の兼ね合いもありますし終電延長や増発は厳しいのですかね。横須賀線や高崎線も運転距離の長さだけでなく貨物の兼ね合いで終電が早いのでしょうか。