鉄道系YouTuberの西園寺氏が「県庁所在地を通らずに日本縦断」という企画を行いました。
【過酷】県庁所在地を通らずに日本縦断の旅!〜1日目〜 - YouTube
↑ぜひご覧ください。
完全なパクリで申し訳ないのですが、「県内2番手の都市を通らずに日本縦断」できないのか考えてみました。*1実行に移す時間も金もないのであくまで机上のシミュレーションになりますがご容赦ください。
通ってはいけない場所が違う以外は本家様同様、以下のルールで行います。ダイヤについては、連日行う前提で1~5日目は平日ダイヤ、6,7日目は休日ダイヤとしております。
ちなみに群馬県や静岡県など、「都道府県内で2番目に人口の多い市」=「県庁所在地」となる県もいくつかあります。
1日目(月曜日) 主な回避対象:鹿児島県霧島市、宮崎県都城市(、熊本県八代市)
7:35 枕崎駅
↓JR指宿枕崎線 \860
8:48 山川駅
9:22 山川駅前バス停
↓鹿児島交通エコキャンプ場-池田湖 \160
9:27 山川桟橋バス停
10:00 山川港
↓フェリーなんきゅう \800
10:50 根占港
11:00 ネッピー館バス停
↓鹿児島交通鹿屋-大泊 \870
11:50 鹿屋バス停
12:55
↓鹿児島交通垂水中央病院-志布志港 \910
13:54 志布志駅前バス停
16:30 志布志駅
↓JR日南線快速 \5280
18:48 田吉駅
19:38
↓JR日南線・日豊本線
21:22 南延岡駅
九州脱出を考えたときに、北九州市を通れないのが非常に痛いです。こうなると大分県と愛媛県を結ぶフェリーに乗るしかありません。霧島市と八代市、都城市を回避しつつ、大分方面に向かうことにしました。霧島市を通らずに鹿児島県東部に行くには鹿児島湾を横断することになりますが、鹿児島-垂水のフェリーを使うより指宿-根占のフェリーの方が早く行けます。
2日目(火曜日) 主な回避対象:大分県別府市、愛媛県今治市、広島県福山市
6:06 南延岡駅
↓JR日豊本線
7:19 佐伯駅
7:33
↓JR日豊本線特急 +\750
8:01 臼杵駅
8:50 臼杵港
↓宇和島運輸 \3000
11:10 八幡浜港
12:02 八幡浜港バス停
↓伊予鉄南予バス三崎線 \160
12:09 八幡浜駅前バス停
12:27 八幡浜駅
↓JR予讃線特急 \1300+\1200
13:19 松山駅
14:55 JR松山駅前バス停
↓連絡バス \780
15:15 松山観光港バス停
15:40 松山観光港
↓高速船 \6100
16:37 呉港
16:56 呉駅
四国に渡った後は本州へどう渡るかが問題です。今治市を通れないのでしまなみ海道は使えず、丸亀市を通れないので瀬戸大橋の利用も厳しいです。そもそも、瀬戸大橋は倉敷市につながっているので使えませんね。高知県に回っても南国市を通れないので四国を横断するのは得策ではなさそうです。そこで、さっさと本州に渡ることにしました。
3日目(水曜日) 主な回避対象:岡山県倉敷市、鳥取県米子市
10:15 呉駅
↓JR呉線快速 \15690
10:53 広島駅
11:05
↓JR芸備線
12:52 三次駅
13:02
↓JR芸備線
14:21 備後落合駅
14:37
↓JR芸備線
16:01 新見駅
16:54
↓JR姫新線
18:31 津山駅
19:30
↓JR姫新線
20:31 佐用駅
20:35
↓智頭急行・JR因美線特急 +\1190
21:31 鳥取駅
中国地方は山口市、福山市、倉敷市、米子市、出雲市と海側に2番手の都市が集中しているので、内陸を進めば問題ありません。姫路市に出てしまわないよう、佐用駅で智頭急行に乗り換えます。
4日目(木曜日) 主な回避対象:兵庫県姫路市、大阪府堺市、奈良県橿原市、京都府宇治市、三重県津市、愛知県豊田市、岐阜県大垣市、長野県松本市、山梨県甲斐市、群馬県前橋市、埼玉県川口市、千葉県船橋市、茨城県つくば市(、新潟県長岡市)
6:00 鳥取駅
↓JR山陰本線特急 +\1730
7:22 豊岡駅
7:42
↓JR山陰本線特急 +\2290
8:36 福知山駅
8:40
↓JR福知山線・東海道本線特急
10:21 大阪駅
10:28
↓JR大阪環状線・関西本線快速
11:34 加茂駅
11:40
↓JR関西本線
13:05 亀山駅
13:24
↓JR関西本線快速
14:35 名古屋駅
15:00
↓JR中央本線特急 +\2200
16:54 塩尻駅
16:59
↓JR中央本線
17:58 小淵沢駅
18:01
↓JR小海線
20:11 佐久平駅
20:57
↓JR北陸新幹線 +\2640
21:47 大宮駅
22:08
↓東武アーバンパークライン \597
23:14 柏駅
23:17
↓JR常磐線 \3410
0:46 水戸駅
名阪間の鉄道路線には東海道本線/東海道新幹線、関西本線、近鉄線の3つがあります。東海道線は草津市と大垣市を通り、近鉄線は橿原市と津市を通りますが、関西線は2番手の都市を一切通りません。スーパーはくとは姫路市を通りますし、山陰本線を京都まで乗ってしまうとJR奈良線に乗り継ぐことになり宇治市を通るので、福知山線・大阪環状線経由で関西本線に出ます。
中部地方を抜けるルートは大きく分けて北陸線、中央線、東海道線の3つになります。北陸線ルートは坂井市、白山市、高岡市の回避が困難です。東海道線ルートも静岡市の回避ができません。一方、中央線ルートは松本市、甲斐市がありますが、小海線を使うことで回避可能です。佐久平で北陸新幹線に乗り継ぐことで関東入りを果たせました。高崎から先、両毛線は前橋市に行くので使えず、上越線方面は長岡市の回避が面倒なので、新幹線を降りずにいったん南下します。再北上するにあたって、郡山市を回避するために常磐線を使うことにしました。
5日目(金曜日) 主な回避対象:福島県郡山市、宮城県石巻市、山形県鶴岡市、秋田県横手市、青森県八戸市(、岩手県一関市)
5:09 水戸駅
↓JR常磐線
6:38 いわき駅
6:55 いわき駅前バス停
↓新常磐交通仙台-いわき線 \2900
9:56 仙台駅東口バス停
10:08 仙台駅
↓JR仙山線 \13640
11:29 山形駅
11:52
↓JR山形新幹線 +\1130
12:35 新庄駅
13:00
↓JR陸羽西線
13:58 余目駅
14:33
↓JR羽越本線特急 +\1360
16:07 秋田駅
16:50
↓JR奥羽本線
20:04 新青森駅
20:42
↓JR北海道新幹線 +\4000
21:44 新函館北斗駅
仙台から先、東北線ルートでは一関市に入り、三陸ルートでは石巻市に入るため、仙山線で山形に出ます。横手市を避けるために新庄で陸羽西線に乗り換えます。余目駅がギリギリ鶴岡市内でなくて良かったです。
6日目(土曜日) 主な回避対象:北海道旭川市
6:20 新函館北斗駅
↓JR函館本線・室蘭本線・千歳線特急 +\2640
9:50 札幌駅
10:00
↓JR函館本線特急 +\1830
11:05 深川駅
11:35 深川駅バス停
↓JR北海道バス深名線 \1130
12:52 幌加内バス停
13:07
↓JR北海道バス深名線 \1530
15:09 名寄駅バス停
21:03 名寄駅
↓JR宗谷本線特急 \4510+\2200
23:47 稚内駅
北海道で回避しないといけないのは旭川市です。本家のように札幌市であれば鉄道のみで回避できますが、旭川市は現代の鉄道網ではどうやっても無理です。昔は深川と名寄を幌加内経由で結ぶ鉄道「深名線」があり、現在は同様の区間を結ぶバスがあります。このバスを利用して名寄に出て、無事稚内に到着できました。
丸6日間、合計\87907かかりますが県内2番手の都市を通らずに日本縦断ができることが分かりました。あくまで机上のシミュレーションなのでスケジュールが詰め込み気味ですが、それを考えても県庁所在地を通らない日本縦断より所要時間は短いと思います。本州内は鉄道と高速バスしか使っていませんからね。やはり日本の交通網は県庁所在地に集中しているようです。
*1:西園寺チャンネルの関係者の方問題あれば削除します。