石川県内にある全ての駅について2本で行ける最遠の駅を調べてみました。
「2本で行ける最遠の駅」の定義は以下の通りとします。
- 乗り換え1回(列車2本)以内でたどり着ける駅の中で、到着に必要な乗車距離が最も長い駅
- 利用する交通機関は鉄道の定期列車のみとする。黒部峡谷鉄道は利用する交通機関に含めない。
- 乗り換え時間や列車本数は問わない。
- 同名駅でなくても、乗換検索アプリ等で乗換駅と判定されている場合は乗換駅とみなす。(例:北鉄金沢-金沢、新西金沢-西金沢)
- 出発地点の駅の近隣に徒歩乗換可能な別名駅があっても、その別名駅を出発地点にはしない。
- 2024年3月改正後のダイヤを参考にする。
調査結果は以下のようになりました。
(赤→東京 緑→敦賀 水→金沢 青→博多)
1.東京駅 46/71駅 64.8%
JR七尾線、IRいしかわ鉄道線、北陸鉄道浅野川線の各駅から2本で行ける最遠の駅は東京駅になります。これらの路線は金沢駅に乗り入れているため、金沢で北陸新幹線に乗り換えて東京まで行けます。
2.敦賀駅 16/71駅 22.5%
北陸鉄道石川線の各駅が該当します。西金沢でIRいしかわ鉄道に乗り換えて敦賀駅まで行けます。IRいしかわ鉄道は金沢で系統分断されているので、高岡や富山へは1本で行けません。
3.金沢駅 6/71駅 8.5%
のと鉄道の各駅が該当します。七尾または和倉温泉でJR七尾線に乗り換えて金沢まで行けます。
4.博多駅 3/71駅 4.2%
新幹線が停車する金沢・小松・加賀温泉の各駅が該当します。東京駅でのぞみ号に乗り換えです。